FXでの稼ぎ方の1つに、指値注文があります。
指値は、上手く活用すればお金を稼ぐ事もできます。ただタイミングは要注意です。週明けなどのタイミングに逆指値で注文していると、損になる可能性があります。

忙しい方には便利な指値注文

普段忙しい方々は、FXの指値注文を入れている事も多いです。
普段の家事や仕事が忙しい方の場合、なかなか成行で注文する事もできませんから、レートを指定できる指値の方が便利だからです。

例えば買い物に行く前に、ドルのレートが108.8円になっていました。
今後はドルは上昇しそうではあるものの、108.8円では少々高いと考えました。108.6円になった時に買い注文したいものの、買い物で忙しいとレートを見る事もできません。

そこで買い物前に、108.6円の指値注文を入れておく訳です。そのレートになった時には、自動的に買い注文が成立するからです。買い物前だけでなく、出勤前に指値を入れる事もあります。

週明けに逆指値を入れない方が良い理由

上記のように108.6円などで注文しておくと、実際それで成立する事もあります。
その逆もあるのです。逆指値注文しておけば、現在よりも少し高いレートなどで買うこともできます。

人によっては108.8円で買い注文するというより、あえて108.9円などで注文したいと考えている事もあります。その場合は、108.9円で逆指値を入れておく事になります。
ただ冒頭でも触れた通り、逆指値はタイミングは要注意です。あまり週明けに逆指値を入れない方が良いと言われています。

というのも週明けになると、外貨のレートは大きく動くことがあります。
週が明けると、現時点での108.8円どころか109.2円などに急上昇している事があるのです。逆指値注文を入れていると、その109.2円という非常に高いレートで買わされてしまう事があります。

週明けだけでなく、経済指標も要注意です。指標が発表された時などは、外貨のレートも比較的大きく動きますし、上述の109.2円のような状況になってしまう可能性があります。

指値ならお得なレートで約定する事も多い

ただ「指値」は、問題ないケースが多いです。指値の注文を入れておけば、むしろお得なレートで買えることがあります。例えば上述の108.6円で指値注文を入れておき、週明けになったとします。
その際に108.4円になっていれば、指定レートよりも0.2円安く買えるでしょう。指値注文するなら、タイミングは大切です。